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■ 認定看護師の活動

当院ではH14年から認定看護師育成に力を入れ、H19年9月までに9名の認定看護師が誕生しました。その後他施設への昇任等もあり、現在7名の認定看護師が活躍しています。認定看護師は、特定の看護分野の知識・技術を生かして次のような役割を果たします。

●認定看護師の役割

実践 特定の看護分野において、個人、家族および集団に対して熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。
指導 特定の看護分野において、看護実践を通して看護者に対し指導を行う。
相談 特定の看護分野において、看護者に対しコンサルテーションを行う。

■ がん性疼痛看護認定看護師

がん性疼痛看護認定看護師H16年1名、H17年2名、計3名がこれまでに誕生しました。他の国立病院機構施設への異動等で、現在は1名の認定看護師が緩和ケア専従看護師として活動しています。

●活動目的

  1. がんに関連する痛みのアセスメントや効果的な鎮痛剤の使用と副作用対策に関わり、患者の苦痛緩和を図る。
  2. がんに関連する痛みを持つ患者やその家族が、安全・安楽に、安心して生活を送ることが出来るように、看護師と共に看護を考え実践する。また、看護実践過程において、看護師の指導や相談に対応する。
  3. がん性疼痛看護に関する知識や技術向上のために実施される教育活動に寄与する。

●活動内容

  1. 緩和チームとしての活動
    個別症例検討と介入 緩和ケアについての啓蒙活動 緩和ケア勉強会の企画・実施
    緩和ケア研修会等への参加
  2. 院内の緩和ケア作業部会企画・運営
  3. 看護部の院内教育講師、国立病院機構九州ブロック主催のがん看護エキスパートナース研修担当
  4. 緩和ケアに関する研修会・会議への参加、学会への研究発表、雑誌への投稿、院外での講演など

■ 緩和ケア認定看護師

平成22年に合格し、活動を始めています。緩和ケアとは「がんと診断された時から、身体や心・生活に対する苦痛を緩和し、患者さんとその家族の自律と意思を尊重して、人生の最期を迎える瞬間まで、その人らしく生きることを支えるケア」です。現在は病棟スタッフと共に、日々患者さんやご家族に対する看護の中で緩和ケアを実践したり、緩和ケアチームの中での活動やスタッフ教育を行っています。

●活動目的

  1. 患者さんとそのご家族を全人的に理解し、専門技術を用いて苦痛の軽減を図ることで、日常生活の充実を目指し、患者さんとご家族のQOLの維持・向上を図る。

●活動内容

  1. 緩和ケアチーム活動に参加
  2. 院内の緩和ケア作業部会企画・運営
  3. 看護部の院内教育講師、国立病院機構九州ブロック主催のがん看護エキスパートナース研修担当
  4. 緩和ケアに関する研修会・会議への参加、学会への研究発表、雑誌への投稿、院外での講演など

■ がん化学療法看護認定看護師

平成15年に初代の化学療法認定看護師が誕生し、現在活躍しているのは三代目です。がん化学療法看護に関する専門的な知識・技術の提供やスタッフ教育に力を注いでいます。院内の各種委員会のメンバーとしても活躍しており、年々活動の場が広がっています。

●活動目的

  1. がん化学療法を受ける患者・家族への看護の質の向上を図る。

●活動内容

  1. 外来化学療法センターでの看護実践・相談・指導
  2. 化学療法運営委員会、レジメン審査委員会、化学療法コアナース会議の企画・運営
  3. 看護部の院内教育講師、国立病院機構九州ブロック主催のがん看護エキスパートナース研修担当
  4. 化学療法に関する研修会・会議への参加、学会への研究発表、雑誌への投稿、院外での講演など

■ がん放射線療法看護認定看護師

平成22年に合格し、活動を始めたばかりです。現在、呼吸器科病棟に勤務しており、活動の拠点は病棟になりますが、看護スタッフからの相談を通して、がん放射線療法看護における教育・相談を実践しています。

●活動目的

  1. がん放射線療法を受ける患者またその家族に対して、治療緒が安全・確実かつ継続して行えるための個別的、全人的な看護実践を提供する。

●活動内容

  1. 院内の看護スタッフへのがん放射線料緒方看護に関するコンサルト
  2. 看護部の院内教育講師、国立病院機構九州ブロック主催のがん看護エキスパートナース研修担当
  3. がん放射線療法看護認定看護師教育課程における講義・臨地実習担当

■ 乳がん看護認定看護師

平成17年に合格し、現在は外来を中心に活動しています。外来・病棟での乳がん患者の観護の実践や看護スタッフに対する教育・相談・指導を行っています。乳がんの治療は多種多様であり、患者さんとそのご家族は治療選択に迷う時が多くあります。そこで平成23年より乳腺科外来での患者さんの意思決定支援に積極的に取り組んでいるところです。

●活動目的

  1. 乳がんの集学的治療を受ける患者・家族への看護の質の向上を図る。

●活動内容

  1. 他施設や外部教育機関等からの依頼による教育活動
  2. 看護部の院内教育講師
  3. 外来・病棟での看護実践・指導・相談
  4. 看護学会への研究発表、雑誌への投稿

■ 感染管理認定看護師

平成23年から感染管理専従看護師として活動しています。

●活動目的

  1. 院内感染を低減し、医療の質の向上を目指すとともに、職員感染を予防し、医療従事者の安全を確保する。

●活動内容

  1. 耐性菌ラウンド・環境ラウンドの実施
  2. 院内感染予防対策委員会・院内感染防止リンクナース会議の企画運営
  3. 院内での感染防止活動及び相談・指導
  4. 看護部内の院外・院内講師