九州がんセンターは、福岡県がん診療連携拠点病院、医療機能評価認定病院です。

婦人科

婦人科

外来受診時の注意事項

外来の受付時間(新患受付)は月曜日・水曜日・木曜日の午前8時30分から11時30分までとなっております。他院を既に受診されている方は必ず前医からの紹介状や資料を持参されて下さい
婦人科再来は完全予約制にしています。患者さんの待ち時間をできるだけ短くするためですので、ご協力下さい。
セカンドオピニオンご希望の方は、通常の外来診療時間内には対応できません。完全予約制ですので、必ず、相談支援・情報センター内のセカンドオピニオン外来に連絡のうえ日時を予約されて御来院下さい。

科・スタッフ紹介

スタッフ氏名婦人科診療に関わる資格
部長 齋藤 俊章 産婦人科専門医、婦人科腫瘍専門医
細胞診専門医、がん治療認定医
医長 岡留 雅夫 産婦人科専門医、婦人科腫瘍専門医
細胞診専門医、がん治療認定医
医師 衛藤 貴子 産婦人科専門医、細胞診専門医
医師 有吉 和也 産婦人科専門医、婦人科腫瘍専門医
医師 島本 久美 産婦人科専門医
医師 富田 友衣 産婦人科専門医
医師 河村 英彦 産婦人科専門医修練医

診療曜日と担当医

職名氏名専攻分野外来診療日外来診察室:番号
部長 齋藤 俊章 子宮がん、卵巣がん、絨毛性疾患など全ての婦人科領域悪性疾患の診断と治療を行っています。また、子宮頚部上皮内腫瘍のレ-ザ-療法等の前がん病変の治療・管理も行っています。 月曜、木曜 婦人科 ⑭
医長 岡留 雅夫 婦人科悪性疾患に対する診断・治療を行っています。 月曜 婦人科 ⑭
医師 衛藤 貴子 婦人科悪性疾患に対する診断・治療を行っています。 木曜 婦人科 ⑭
医師 有吉 和也 婦人科悪性疾患に対する診断・治療を行っています。 水曜 婦人科 ⑭
医師 島本 久美 婦人科悪性疾患に対する診断・治療を行っています。 水曜 婦人科 ⑭
医師 冨田 友衣 婦人科悪性疾患に対する診断・治療を行っています。 木曜 婦人科 ⑭
医師 河村 英彦 婦人科悪性疾患に対する診断・治療を行っています。 月曜 婦人科 ⑭

診療上の特色

婦人科は九州のがん診療における基幹病院である当センターの一部門として、その役割を果たすべくハードとソフト面の充実に努めています。当院の基本理念である「病む人の気持ちを、そして家族の気持ちを尊重し、暖かく思いやりのある最良のがん医療」を常にめざしています。新薬の開発治験、厚生省班研究、その他の共同研究に取り組んでおり、新しい有用な治療法を取り入れています。

婦人科悪性腫瘍を取り扱うためには、治療を選択する前に、発生部位、組織学的特徴、拡がり等に対する的確な診断を行うことが必要です。当婦人科はその基本を厳密に守ることをモットーとして、日常の診療を行っています。診断に対応する治療は画一でなく、複数の標準的治療から前駆的な治療まで考慮し、患者による治療の選択に幅を持たせています。また、癌の拡がり等に応じて、従来の治療を改善していくことも試みていいます。すなわち、縮小できるところはできるだけ患者さんの負担にならないように、生活の質(Quality of life, QOL)を考慮した縮小・個別化した治療を行うようにし、逆に進行癌に対しては、予後改善のための集学的治療を工夫して行っています。

当科のスタッフは一人一人が、腫瘍専門医としてがん患者の全てに対して対応ができることを目標としていますが、診療は個人プレーではなく、チーム医療を原則としています。特に、難治性症例の管理、病理組織学的検討、合併症に対する管理等に関しては、個人の対応ではなく病棟カンファレンス、症例カンファレンス、放射線カンファレンス、病理カンファレンス、手術カンファレンスを通じて、婦人科医師スタッフ、看護スタッフ、薬剤スタッフ、放射線治療スタッフ、病理診断スタッフ、麻酔スタッフと協力することにより、より質の高い医療の提供を行うことを心がけています。

【外来での検査について】

子宮体部内膜細胞診

子宮内に細胞採取用の器具を挿入して内膜表面を擦って細胞を採取します。疼痛や出血を伴いますので、必要な場合のみ行います。

1.内診(婦人科的診察法)と直腸診

  • 直腸診は子宮の後ろや側方の状態や卵巣の状態を知るのに必ず必要です。通常の内診と同時に行います。

2.超音波検査

  • お腹側から見る方法と、腟側からみる方法があります。
    経腟超音波検査法は腟の中にプローべという器具を挿入して観察します。子宮内や卵巣の状態を鮮明に見ることができますので必要があれば行います。

3.子宮頸部細胞診

  • 子宮頸部を腟側からみて外子宮口周辺を綿棒で擦り、その綿棒をスライドグラスに塗り付けてグラスに付いた細胞の形をみて正常と異常の判断をします。

4.拡大鏡検査

  • コルポスコープという拡大鏡で観察しながら、異常な部分を見つけます。

5.組織診(生検法)

  • 異常な部分の組織を一部切り取ったり、削りとったりして、これを顕微鏡で検査します。

【入院治療について】

癌患者さんの治療については、手術、放射線療法、化学療法(抗癌剤による治療)という3つの柱があり、癌の種類によってそれぞれの治療の有効さの度合いが異なります。各患者さんによって3つの治療を適切に組み合わせて治療を行っています。これらの治療は患者さんの身体に対して不利な作用(副作用、合併症)を伴う治療です。治療により動けない時期がある場合や副作用をよく観察しなければならない期間は入院して頂かなければなりません。できるだけ快適な入院生活が送れ、また、できるだけ早期に退院できるようにスタッフ一同で支援します。また、患者さん御本人だけでなく、ご家族にも病気についてよく理解して頂く必要がありますので、入院期間中にご家族にもできるだけ分かりやすいようにご説明、ご相談を行います。

1.治験および臨床試験について

  • 婦人科がんに対する新しい薬剤の効果や安全性に関する治験、新しい治療法に関する臨床試験も積極的に行っています。いずれも当院の倫理委員会等で承認された研究的治療で、多くは全国的な多施設が参加する研究です。治療成績の向上や苦痛の少ない治療をできるだけ取り入れる努力を行っています。対象となる方にはまずご相談するようにしています。

2.腟式の手術について

  • 子宮筋腫などの子宮の良性疾患でも大きさによってはお腹を切らずに腟側から子宮を摘出することができます。筋腫の他にも子宮頸癌の疑いのない子宮頸部上皮内病変や子宮脱でも腟側から摘出することができますので、これについてもご相談ください。
    子宮頸部上皮内病変に対する手術として子宮頸部の一部を切除する円錐切除術も数多く行っています。

3.レーザー光線による治療について

  • 婦人科疾患の項で出た子宮頸部上皮内病変と尖圭コンジローマに対するレーザー治療も行っています。レーザー治療では組織を灼くのではなく、蒸散させますので傷の治りもよく、皮膚部分もひきつれなどほとんど発生せずにきれいに治ります。

その他

1.婦人科の集団検診について

  • 子宮頸癌や子宮頚部上皮内病変の検出を目的としています。この限りにおいては、検出率は高く有効であることは明らかです。子宮頸癌の罹患率(女性全体の中で子宮頸癌患者さんの発生する割合)や死亡率が減少しているのも、この検診による効果が大と考えられています。ただし、多くの集団検診では内診は行われませんので、卵巣が腫れているかどうかなどはわかりません。また子宮体癌の検査はふつうの集団検診では行われませんので、不正性器出血などの自覚症状がある人は産婦人科を受診することが必要です。

2.HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて

  •  子宮頸癌や子宮頚部上皮内病変の発生にはHPVの感染が不可欠と考えられています。したがってこのウィルスの感染を防ぐことができれば、子宮頸部上皮内病変ひいては子宮頸癌の発生を防ぐことができます。インフルエンザ等の他のウィルスと同様にこのウィルスに対するワクチンが予防法としてあります。HPVには非常に多数の型が存在し、子宮頸癌の発生に関わる型も複数あります。現在、日本で使用可能なワクチンはこれらの型のうち16、18型の2型に対してのみ有効ですが、それでも子宮頸癌の約6割から7割が予防できると考えられています。他のウィルス疾患と同様に既にこのウィルスにかかっている方や上皮内病変が存在する方に対しては効力がありません。また、子宮頸癌になった方を治療するワクチンでもありません。あくまでこのウィルスにかかってない方に有効な予防法です。欧米では既に11歳から17歳のこのウィルスに未感染と考えられる年齢層に対するワクチン接種が優先的にあるいは公費負担で行われています。未感染の次世代の多くの方が接種を受けられることで子宮頸癌の将来の発生率は格段に減少すると考えられるからです。日本でも平成22年度に厚生労働省がワクチン接種に関する公費補助の予算化を行っています。

3.婦人科腫瘍について

外来受付のご案内

新患受付時間 8時30分~11時
休診日 土・日・祝日
年末年始
面会時間 平日 :14時~19時
休診日:11時~19時
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【情報提供】情報委員会委員長(副院長)
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