乳腺科
外来受診時の注意事項
外来の受付時間は月曜日から金曜日の午前8時30分から11時までとなっております。初診の方は紹介状を持参されますようお願いします。紹介状がない場合や予約がない場合には、ご来院当日中に診療を受けられないことがありますのでご了承ください。
科・スタッフ紹介
乳がんは、現在増え続けており、日本の女性20人に1人が乳がんになります。特に、40歳代、50歳代の方が最も多く、30歳前半でかかる方も少なくありません。ご本人のみならずお子様やご家族の方々の悲しみと苦労は計り知れないものです。乳がんは早期発見によって90%以上が治せる病気です。また、早期でなくても他のがんに比べると性質がおとなしく、治療によって治る可能性が高いがんです。乳がんの治療方法は手術、放射線療法、化学療法(抗がん剤)、分子標的治療薬、内分泌療法(ホルモン剤)など様々ありますので、治療方法を上手に選択していくことが大切になってきます。
私たちは乳がんの専門チームとして、一人一人に最適な治療を提供しサポートしていくことをライフワークとしています。医療のゴールは「患者さんとご家族の満足」と考え、その理念の下に全スタッフが力を合わせて医療を行っています。私たちはこれを「チーム医療」と考えます。これまでは「診断・治療」を医師が担当し、「看護」を看護師が行っていました。これからは、「全人的医療」が行われるべき時代です。全スタッフが「医療」に携わり、患者さんが求める「全人的医療」を追求する事が大切と考えています。「疾病や身体」だけでなく、「こころ」「社会・生活・家族」を診る「チーム医療」の実践に努めています。
診療曜日と担当医
| 職名 | 氏名 | 専攻分野 | 外来診療日 | 外来診察室:番号 |
|---|---|---|---|---|
| 部長 | 大野 真司 | 乳癌及びこの関連疾患の診断と治療について、こころと身体を支えるチーム医療による全人的治療を行っています。乳房温存術やセンチネルリンパ節生検による腋窩リンパ節郭清省略などの縮小手術と全身薬物療法による再発防止に取り組んでいます。 | 月曜、水曜 | 乳腺科 ⑬ |
| 医師 | 川口 英俊 | 乳癌の診断、治療。中でも臨床試験を通じた最新の乳癌治療を行うこと。患者さんと一緒に癌と戦うことが天命だと思っています。 | 月曜、金曜 | 乳腺科 ⑬ |
| 医師 | 石田 真弓 | 乳癌の診断、手術、薬物療法を行っています。再発患者さんに対してはとりわけ、患者さんの生活・人生に寄り添う医療を心がけています。 | 月曜、水曜 | 乳腺科 ⑬ |
| 医師 | 吉山 知幸 | 乳癌の診断・手術・薬物療法を行っています。エビデンスに基づいた質の高い医療を提供いたします。知識、技量のみならず、良好な人間関係に基づいた、患者さんの安心・納得・満足が得られる医療を行うよう心がけております。 | 水曜、金曜 | 乳腺科 ⑬ |
| 医師 | 西村 純子 | 乳癌、その他の乳腺疾患の診断・薬物療法を行っています。患者さんの立場に立って、共に病気と向き合う医療を心掛けています。患者さんの思いを受け止め、より良い方向を患者さん・ご家族と共に考えていきたいと思います。 | 火曜、木曜、 金曜 |
乳腺科 ⑬ |
| 医師 | 中村 吉昭 | 乳がんの化学療法や手術などの治療を主に担当しています。患者さんがご自分の病気と向き合い、前向きに治療を選択できるように、また、安心・満足して治療を受けられるよう取り組んでいます。 | ||
| 医師 | 田中 仁寛 | 乳がんの診断・手術・薬物療法を行っています。エビデンスに基づいた質の高い医療を提供できるよう心がけております。患者さんと共に病気と向き合っていきたいと考えております。 | 水曜、金曜 | 乳腺科 ⑬ |
| 医師 | 久芳 さやか | 乳癌、その他の乳腺疾患の診断及び治療を行っています。手術、薬物療法を担当します。患者さんの治療環境を整え、安心して治療できるように心がけています。 | 月曜、水曜 | 乳腺科 ⑬ |
診療上の特色
【早期発見】
がん診療で大切なことは、なるべく早い段階でがんを見つけることです。当科では、乳管造影やマンモトームといった最新の機器を揃え、しこりのがんの一歩手前から診断する早期発見に努めています。
【乳房温存療法】
万が一、患者さんが乳がんと診断され手術が必要となった場合には、精密な術前検査を行い、可能と思われる方には乳房温存術、RIセンチネルリンパ節生検などの手法を用いて、患者様の体への負担がなるべく少なくするような治療を心掛けています。しこりが大きい場合は、手術前に化学療法を行ってしこりを小さくしてから、乳房を温存する方法をおこなっています。また、乳房再健にも積極的に取り組んでおります。
2009年 乳がん手術の内訳
| 乳房温存療法率 | 67% |
| センチネルリンパ節生検率 | 75.9% |
その他
【臨床試験】
当科は世界的な臨床試験機関(EORTC)や、日本を代表する臨床試験 (JCOG,CSPOR,JBCRG)などに参加し、新しい薬剤の使用や治療法に積極的に取り組んでいます。現在、臨床試験で、患者さんの不利益になるような治療を行うことは禁止されていますので、機会があれば安心してご参加下さい。
【啓発活動】
乳がんになりやすい年齢は40歳代の方で、小中学生のお子さんがいらっしゃることが多いです(下図)。

また、お母さんが乳がんになった場合、本人だけでなくむしろ夫、子供などの方が、軽いうつなどの精神障害を患うことが多くなります。そこで、私たちはお母さん達の啓発を目的とし、福岡県内の小中学校、PTAなどでの講演をボランティアで行っています。また、一般市民に対しても、「ピンクリボン運動」、「女性がんフォーラム」、「NPO法人ハッピーマンマ」といった活動を通じて、乳がんに関する正しい知識の普及に努めています。
【たんぽぽの会】
乳がん体験者の会を定期的に開き、患者さん同士で情報を交換したり、主治医に気軽に相談をしたりする場となっています。



