Q&A(よくある質問)

「がんの痛み」とはどのようなものでしょうか?

「がんの痛み」には、がんの存在が原因となる痛みの他に、がんの治療による痛み、さらにはがんとは無関係な原因で発生する痛みもあります。痛みの多くは強く、持続的に続き、患者さまのQOL(生活の質)、治療にも大きく影響しますので積極的に和らげる必要があります。

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痛いと伝えても取り合ってもらえません。どうしたら良いでしょうか?

痛みは本人にしか分からないものであり、あくまでも主観的なものなのです。器械や検査で測定できるものではないため、ご本人以外には痛みの有無や程度を判断することはできません。痛みは主観的なものですから、医療者にも状況が把握しづらい場合があります。痛みを伝える際は、痛みの場所、痛みの性質(鈍い・ズキズキする、ジンジン痺れるなどの感覚)、痛みのパターン、痛みを悪化させる要因(動かすと痛いなど)などについて整理し伝えると良いでしょう。

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医療用麻薬を使うと中毒になりますか?

痛みのある人が痛みを和らげるために「医療用麻薬」を使用する場合は中毒になることはありません。痛みのない人が陶酔感のような快感を求めて用いると中毒になると言われています。
医療用麻薬は「痛みを和らげることを目的として医師の指示にしたがって使用すれば安全に使用できる薬」として法律にも定められているのです。

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医療用麻薬を使用するのはがんが進行しているからですか?

痛みが強いということと病状が進行しているということは同じではありません。「医療用麻薬」は痛みの強さや質、薬の効き方によって使用するものです。

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どうしたら心のケアを受けることができますか?

まず,ストレスや心配事に関して主治医や看護師に話してみましょう。主治医はあなたの状況を判断して、必要があれば院内の専門家に紹介します。また、カウンセリングの希望を直接主治医や看護師に伝えていただいても結構です。

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心のケアの受診費用はどうなりますか?

受診費用に関しては、健康保険が適用されます。

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睡眠薬や安定剤などを飲み始めると,薬がやめられなくなることがありませんか?

医師の指示どおりの飲み方を守っていただければこのような問題は起こりません。睡眠導入剤その他の薬は数十年前に比べると安全性が非常に高くなり、服用を止められなくなることもありません。
また、抗うつ薬、抗不安薬には性格を変える作用はなく、落ち込んだ気分や不安・緊張感といった「症状」を和らげるのが主な作用です。気持ちの浮き沈みの程度を軽くし、本来のその人らしさに戻す働きをするとお考えください。

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痛み止めや抗がん剤との飲み合わせが心配です。

飲み合わせをきちんと確認した上で処方しますのでご安心ください。

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《小川朝生・内富庸介編:精神腫瘍学クイックリファレンス.創造出版,2009》


【情報提供】情報委員会委員長(副院長)