Q&A(よくある質問)
- 九州がんセンターの緩和ケアチームを紹介したいのですが、どうしたら良いですか?
- 九州がんセンターの緩和ケア勉強会に参加したいのですが?
- 鎮痛薬はどのような作用でがんの痛みを止めるのでしょうか?
- 定期のオピオイドはどのように増やしていくのですか?
- 「死にたい」と言われてます。どうしたらいいでしょうか?
- 精神科・心療内科への受診のすすめ方をどうしたらよいかわかりません
- 九州がんセンターの緩和ケアチームを紹介したいのですが、どうしたら良いですか?
-
当院では緩和ケアチームとしての介入は入院中の患者さま、ご家族さまに限らせていただいています。身体症状の緩和、精神症状の緩和については緩和ケア外来にて診療しています。外来日、予約の方法等については当院緩和ケアチームホームページ、《緩和ケア外来》の項目をご参照ください。
- 九州がんセンターの緩和ケア勉強会に参加したいのですが?
-
医療関係者であれば、職種を問わず参加することができます。日時、内容については当院緩和ケアホームページ、緩和ケア勉強会のお知らせをご参照ください。
- 鎮痛薬はどのような作用でがんの痛みを止めるのでしょうか?
-
オピオイドは脳や脊髄に存在するオピオイド受容体に作用して中枢性に痛みの伝達を遮断します。また、他の鎮痛剤で代表的な非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)では、損傷した末梢の組織で、痛みを増強させる物質であるプロスタグランジンの産生を阻害して痛みを抑えます。
- 定期のオピオイドはどのように増やしていくのですか?
-
オピオイドは時間を決めて使用します。痛みがあれば、臨時追加投与(レスキュードーズ)を行います。レスキュードーズが繰り返し必要であれば、1日総投与量を30~50%ずつ増量して至適投与量を決めていきます。
- 「死にたい」と言われてます。どうしたらいいでしょうか?
-
まず行うこととして、患者さんのつらさを受け入れ、理解しようとする準備があることを伝えます(「死にたいと思うくらいつらいことがおありなのでしょうね」)。
次に行うこととして、開かれた質問(Yes/Noでは答えられない質問)を行い、具体的に苦痛を把握します(「死んでしまいたいとおっしゃいましたが、きっと何かつらいことがおありなんでしょうね。よろしかったら、そのことに関して、もう少しお話いただけませんか?」「きっと何か気がかりなことや心配なことがおありなのでしょうね。
今、一番ご心配なことをお話いただけませんか?」「つらく感じていらっしゃることについてお聞きしてもよろしいですか?」)。 その後、精神科や心療内科受診をすすめてみてはいかがでしょうか。
- 精神科・心療内科への受診のすすめ方をどうしたらよいかわかりません
-
気持ちのつらさを専門に診ている医師に診てもらってはどうか、と率直に伝えます(「気持のつらさについては、ストレスの専門の医師にも協力してもらっています。 一度相談してみませんか?心療内科医(精神科医)というと、最初は皆さんびっくりされる方が多いのですが、治療を受けて楽になったと言われる方もたくさんいらっしゃいます」)。
患者さんが受診したくないと言ったときは、受診したくないという意思を尊重したうえで、理由を把握します(「心療内科(精神科)の受診をすすめられると、ためらわれる方も多いのですが、気になっていらっしゃることをお話いただけませんか?」)。 誤解があれば訂正します(重い精神病の患者さんのみがかかるところ、心を見透かされる、心の良し悪しを評価される、受診したことが皆に知られる、薬を飲み始めるとやめられなくない、弱者のレッテルを貼られる)。
かたくなに拒否する場合は、いつでも受診できることを伝えておくとともに、機会を改めて再度すすめてみます(「受診してもいいなと思われましたら、そのときは教えていただけますか?」「先日は心療内科(精神科)への受診に抵抗があるとおっしゃっていましたが、今はいかがですか?」)。
心療内科医(精神科医)に事情を説明して、間接的に関わってもらうことも検討します(相談にのってもらう、カルテ診、カンファレンスへの参加など)。